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個人的に勉強したものを記録しておきたくて開設。

【de:code2018 AC14 & AC17】Mixed Reality 最新情報総括とMRビジネスアプリ(Microsoft Remote Assist & Microsoft Layout)について

このセッションは似た内容でしたので2つのセッション内容を統合して書こうと思います。

  • Mixed Reality 2018 最新情報総括 HoloLensもVRもすべてわかる50分
  • AC17:本邦初公開!MRビジネスアプリ -Microsoft Remote Assist & Microsoft Layout-

 

 

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導入として、まずはMixed Realityとは何ぞやってことで復習から。

ここではそれぞれの違いとして「現実世界を補完するデジタルな情報量の差」という表現で説明されていました。

現実の中に一部のデジタルな情報を埋め込んだものがAR

すべてをデジタルな情報で覆ってしまったものがVR

という感じですね。

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Microsoftが定義する複合現実というのはARからVRまでの範囲を全て網羅しますという話。宣伝でよくある「ここからここまで全部できます」ってやつですね。

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これはHoloLensのデモです。HoloLensはOSのアップデートによって進化しますという話の1例として、adjustモードの廃止や両手を使って拡大縮小できるというデモでした。

 

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 またMicrosoftがHoloLensと一緒に宣伝しているVRヘッドセットの簡単な紹介がありました。MRヘッドセットって以前は言ってましたが、今はわかりにくいのでVRヘッドセットで読んでもよいそうです。(実際VRヘッドセットですしね)

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デモの写真ですが、数あるVRヘッドセットとMicrosoftのMRヘッドセットの一番の違いは複数ウィンドウを扱うことができるということでした。

確かに、SPVRやOculusなどは1つのアプリケーションしか実行できないのでこの点は大きいなと感じました。

 

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これは博報堂がHoloLensを使った一例です。VR上の僧が案内してくれます。

どんなものかはこれを見てもらえればわかると思います。de:codeの展示エリアでも他経験することができましたがこれはすごかったです!

www.youtube.com

 

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続いてのデモは小売りをターゲットとした仮想店舗のアプリケーションです。

このアプリはすでに公開されているアプリなので、HoloLensを持っている方はすぐに試すことが可能です。

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デモでは、このように靴と車の事例が紹介されました。

 

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開発ツールもより便利に使いやすくなったようです。

今まではHoloLensで実行するためには、UnityをVSに吐き出して、VSでビルドしてデプロイすることでようやく実行できていましたが、リモートのプレイヤーが出たことで、Unityから直接実行できるようになりました。ただし、あくまでもunity部分の動きを確認するためのものなので、VSでカスタマイズしている部分については今まで通りやらないといけないようです。

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さらには、VRヘッドセットの方もHoloLensと同じ手順でアプリの開発ができるとのこと。これでHoloLensと同じようにアプリを作るだけでVRヘッドセットのアプリも同時に作ることが可能になったようです。

 

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今回HoloLens系で新しく発表されたいくつかの情報の中で、この2つのアプリケーションの話がありました。

 

Microsoft Remote Assist

www.youtube.com

キーノートでも少し紹介されましたが、ファーストラインワーカーの働き方を改善する一環として発表されたアプリケーションの1つです。

ファーストラインワーカーとは最前線で働く人=現場で作業を行う人というニュアンスで良いと思います(多分厳密な翻訳はない)

現場で作業する人が、必要な知識を必要なときに引き出せること、熟練した人でなくとも指示を受けることで熟練者と同じように作業ができることを目的としているものだということです。

 

Microsoft Layout

www.youtube.com

これは空間設計を手助けするためのツールです。

新しい設備の設計をオフィスで行い、データを共有することで実際の現場で3Dモデルをリアルサイズで配置して確認することが可能です。

確認時の画面をオフィスにいる人と共有することで時間とコストを削減しつつ、意思決定のスピードを上げることが出来るようになります。

 

www.youtube.com

JRCSで実施されているリモート支援や現場のトレーニング、バーチャルコマンドセンターの取り組みをまとめた動画が紹介されました。

 

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今まで、HoloLensのアプリケーションでは3Dモデルを使ったものが多いイメージがありました。

なので、開発となるとそのアセットを用意しなければいけませんでしたが、リモートアシストなどでは、3Dのアセットはなくても開発可能で、かつソリューションにも組み込みやすいと感じました。

まあ、まずはうちの会社でもHoloLensを買って最初の一歩を踏み出したいものです。

 

追記:

こちらのブログでもまとめられているので参考にしてみてください

blogs.windows.com