Kumamoto HoloLens ミートアップ vol.6のまとめ
4/6に開催したKumamoto HoloLens ミートアップ vol.6についてまとめておこうと思います。
いつもはオフラインで開催してるのですが、今回はコロナの影響もあって初めてオンライン開催しました。
熊本はいつも10人くらいでやってるのですが、今回オンライン開催したところ100人オーバーの参加者がいてビックリしました。
ZOOM開催しつつ、入れなかった場合はyoutube配信のほうに回ってもらった感じです。
今回は私含めて4人のセッションで構成してます。
HoloLens 2 開発入門 (公式チュートリアルの紹介)
※写真はConnpassからお借りしました。
最初は千代田 まどか (ちょまど) さんの「MRTKは良いぞ!!」っていう話です。
いろんなコミュニティで登壇されてることは知ってましたが、リアルタイムでセッション聞くのは初めてでした。
テンポよくめちゃくちゃ楽しそうに話すので、聞いててすっと入ってくるし楽しかったです。
Unityのエディタやエミュレータで実行できるので、Hololensの実機持ってなくても大丈夫です。むしろHoloLens2に関しては持ってる人のほうが少ない(私も早く欲しい)
www.slideshare.net
話の中で出てくるMRTKはgithubに全部上がってます
チュートリアルも豊富でこれに沿ってやっていけば基本は全部おさえられます
Hololensのエミュレータもあります。
※Win10 Pro以上じゃないとダメなのと、GPUないとちょっと重いかも(最初はUnityのエディタでやるのが個人的にはオススメ)
ロービジョン×MixedReality視覚障がいを抱える人と一緒に野外ホロした結果とまだ見ぬHoloLensの可能性
※写真はConnpassからお借りしました。
二人目は坂元 旭さんの弱視の方にHololensを試してもらった話です。
※後日資料公開するとのことだったのでひとまずは自分のキャプチャのみで紹介
医学的なことはあまりわかりませんが、失明には医学的失明と社会的失明があるらしいです。
このセッションではメガネ・コンタクトでは矯正できない視力低下によって日常生活に不便を感じる状態のことをロービジョンという言葉にして話が展開されました。
視力がないからと言って光を感じないというわけではないらしいです。むしろ光を感じない人のほうが少ないとのこと。
ARやVRも含めてですが、xRって今まで視力ある前提で考えてたのでこの試みは凄く興味を惹かれました。
ブログのほうでまとめられてたので見てみてください 。今日の動画も公開されてるので最後にリンク載せます。
HoloLens2でインタラクティブ壁
※写真はConnpassからお借りしました。
3人目は同じKumaMCNの藤本 賢志さんの話。コロナのせいで暇してる方に向けて自宅の壁をインタラクティブにしましょう?という話です。
チームラボの作品にインスピレーションを受けて作り始めたもの
デモ:壁を触ったところに球体を表示するもの
www.youtube.com
Spatial Anchorsを活用した工場倉庫内の経路案内の検討
※写真はConnpassから
最後は私の発表で、AzureのSpatialAnchorsを使って経路案内をやってみた話です。
今期のテーマとしていろいろ触っていきたいなと思ってます。
最近のアップデートにより、GPSやWifi、BLTのビーコン情報もセットで登録できるようになったので、IoTに組み込んで活用することもできそうです。
そのうち実地テストしたいです。仕事で製造業向けのシステム作ってるというのもありますが、他の分野でも当然応用がきくのでいろいろと楽しいことは出来そう。
ちなみにこの技術を地球規模で大々的に使ってるのがマイクラのEARTHです。
まとめ
今回Microsoftのクラウドデベロッパーちゃんねるのほうで中継・アーカイブしていただきました。ほんとにありがたいです。
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